20周年記念事業

言語処理学会は1994年4月1日に設立したことから,2014年4月1日で20周年を迎えました.理事会では,2013年から2014年にかけて,節目の年を祝い,かつ,言語処理学会活動の活性化する目的で,以下のような20周年記念事業を実施いたしました.

記念事業一覧

言語処理学会20周年記念シンポジウム
設立20周年を記念してシンポジウムを開催しました.(2014年10月4日)
学会誌「自然言語処理」特集号『20周年記念の論文賞論文コレクション』
学会誌「自然言語処理」の日本語コンテンツを海外に紹介する目的で,過去の論文賞受賞の論文(2001〜2012)を英語化し,発行します.著者と編集委員会の協力の下で準備を進め,特集号Vol.21 No.4を発行しました.2014年9月に印刷物を会員に送付,12月にPDFファイルを J-STAGE に掲載しました.(2014年9月1日)
20周年記念論文賞
10周年事業としておこないました10周年記念論文賞の授与にならい,学会誌「自然言語処理」の第11巻から第20巻(2004年3月発行の11巻1号から2013年12月発行の20巻最終号)に掲載された論文の中から最優秀な論文を選出し,20周年記念論文賞を授与しました.選考委員会(徳永選考委員長)による選考作業の結果,以下の2編の論文が選ばれ,理事会で承認されました.選考過程の詳細はニュースレターVol.21 No.3に掲載されています.(2014年7月11日)

 タイトル:格フレーム辞書の漸次的自動構築
 著者:河原 大輔,黒橋 禎夫
 発行号頁:Vol.12 No.2 pp.109-131

 タイトル:述語項構造と照応関係のアノテーション: NAISTテキストコーパス構築の経験から
 著者:飯田 龍,小町 守,井之上 直也,乾 健太郎,松本 裕治
 発行号頁:Vol.17 No.2 pp.25-50

言語処理学会20周年記念招待講演
言語処理学会第20回年次大会において特別招待講演を実施しました.(2014年3月19,20日)
  • 講演者: 長尾真 氏 (京都大学名誉教授)
    題目: NLPの過去,現在,将来
  • 講演者: 辻井潤一 氏 (Principal Researcher, Microsoft Research Asia)
    題目: 言語処理における特殊と普遍 − 日本の研究と世界の研究
言語処理学会20周年記念特別セッション
下記の年次大会発表論文集のデータや論文誌の原稿データなどを対象とした研究について議論する場の第一弾として,言語処理学会第20回年次大会において特別セッションを企画し,実施いたしました.(2014年3月20日)
言語処理学会論文誌LaTeXコーパスの公開
会誌「自然言語処理」に掲載された論文のLaTeXソースファイルを学会ウェブページで公開しました.今後発行される論文誌の掲載論文も適宜追加していきます.(2013年11月7日)
年次大会発表論文集の公開
過去の年次大会の発表論文集を学会ウェブページ上で公開しました.全ての発表論文のPDFファイルを閲覧できるようになりました.(2013年7月1日)
20周年記念お祝いメッセージ
皆様からお祝いのメッセージをお寄せいただきました.

20周年記念事業委員会

隅田 英一郎,相澤 彰子,小原 京子,菊井 玄一郎,田口 大悟,白井 清昭