受賞のことば

2016 (Vol.23)

論文賞
  • 西川 仁.
    自動要約における誤り分析の枠組み.
    Vol.23, No.1, pp. 3-36.
    この度は2016年度の論文賞にご選出くださり誠にありがとうございました.本論文は自動要約の誤り分析を扱ったもので,システムが出力した要約に含まれうる様々な性質の誤りと,それらが生じる原因とを分析しています.本論文が今後の自動要約研究の一助となれば,これ以上の喜びはありません.本研究は Project Next NLP の一環として行われたもので,執筆に際して様々な方からご助言を頂戴しました.この場をお借りして心より御礼申し上げます.本受賞を励みに,今後もより一層精進して参りたいと思います.どうもありがとうございました.
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  • 松崎 拓也,横野 光,宮尾 祐介,川添 愛,狩野 芳伸,加納 隼人,佐藤 理史,東中 竜一郎,杉山 弘晃,磯崎 秀樹,菊井 玄一郎,堂坂 浩二,平 博順,南 泰浩,新井 紀子.
    「ロボットは東大に入れるか」プロジェクト:代ゼミセンター模試タスクにおけるエラーの分析.
    Vol.23, No.1, pp. 119-159.
    2016年度の論文賞に私たちの論文を選んで頂き,誠にありがとうございました.重要な指摘を多数いただいた編集委員・査読者のみなさまに感謝いたします.また,この論文は筆者も多数ですが,さらに多数のデータ提供者・アノテーター・関連研究者のみなさまのご協力の上での成果です.この場をお借りしてお礼申し上げます.
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  • 2015 (Vol.22)

    最優秀論文賞
    • Hiroshi Noji, Yusuke Miyao.
      Left-corner Parsing for Dependency Grammar.
      Vol.22, No.4, pp. 251-288.
      この度は2015年度の最優秀論文賞に選出いただき、誠にありがとうございました。本論文は、言語に依らず存在する構造上の普遍性について、多言語コーパスを用いて定量的な分析・検証を行ったものです。本論文はどちらかというと言語処理というよりは理学的な計算言語学に寄った研究であるため、自然言語処理の論文としてどのような評価を受けるか不安でしたが、このような賞を頂き大変光栄です。この賞を糧に、今後も言語の構造の数理的な解明に向けて、様々な研究に取り組んでいきたいと思います。
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    論文賞
    • 菊池悠太,平尾努,高村大也,奥村学,永田昌明.
      入れ子依存木の刈り込みによる単一文書要約手法.
      Vol.22, No.3, pp. 197-217.
      この度は2015年度の論文賞に選んで頂き誠にありがとうございました. 本論文の執筆にあたり多くの方よりご助言をいただきました,査読や論文賞の選考に携わっていただいた方々を含め本論文に関わっていただいたすべての方々にこの場を借りて御礼申し上げます.
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    • 田村晃裕,渡辺太郎,隅田英一郎.
      リカレントニューラルネットワークによる単語アラインメント.
      No.4, pp. 289-312.
      このたびは2015年度の論文賞に選んでいただき,誠にありがとうございました.貴重なご意見をくださった査読者の皆様,編集委員会の皆様をはじめ,本論文に携わってくださった全ての方々に感謝申し上げます.本研究は,近年注目を集めているニューラルネットワークを利用して,統計的機械翻訳にとって重要な処理である単語アラインメントの精度改善を実現したものです.一方で,大規模データへの適用など,課題がまだ残されています.本受賞を励みに,今後も機械翻訳の更なる高度化に貢献できるよう一層精進して参りたいと思います.
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    • 2014 (Vol.21)

      最優秀論文賞
      • 松林優一郎,飯田龍,笹野遼平,横野光,松吉俊,藤田篤,宮尾祐介,乾健太郎.
        日本語文章に対する述語項構造アノテーション仕様の考察.
        Vol.21, No.2, pp. 333-377.
        このたびは私共の論文を言語処理学会最優秀論文賞にご選出いただき,誠にありがとうございました.大変光栄に存じております.また,本論文に関わる議論や執筆においては多くの皆様にご協力頂きました.この場を借りて御礼を申し上げます.本論文は特集号「コーパスアノテーション」に採録されたものです.アノテーションコーパスは現在の言語処理研究において欠かすことの出来ない要素の一つとなっていますが,その設計や構築の方法論,コーパスアノテーションそのものに対する研究のサイクルを維持する方法論は今後より一層知見の集約が求められる領域であると感じています.今回の特集号における様々な議論に加えまして,本論文がそのような流れの一助となれば幸いに思います.今回の受賞を励みに,今後より一層精進していきたいと思います.ありがとうございました.
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      論文賞
      • 松吉俊.
        否定の焦点情報アノテーション.
        Vol.21, No.2, pp. 249-270.
        この度は2014年度の論文賞を賜ることができ,大変光栄に存じます.本研究は,否定の焦点をテーマとして,自然言語処理のためのアノテーション法を論じたものです.これまで研究対象とされてこなかった言語現象についてのアノテーションの研究は,試行錯誤の連続であり,悩ましい事例に頭を抱えることもあります.ですが,「ことば」がもつ面白さ・深みに直接触れることができるということでもありますので,ぜひ若い研究者に積極的に挑戦していただければと存じます.これからも「ことば」の意味を扱う研究に真摯に取り組んでいきたいと存じます.
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      • 林克彦,須藤克仁,塚田元,鈴木潤,永田昌明.
        単語並べ替えと冠詞生成の同時逐次処理: 日英機械翻訳への適用.
        Vol.21, No.5, pp. 1037-1057.
        この度は2014年度の論文賞を頂き,誠にありがとうございました.論文の査読,掲載,論文賞選考に携わっていただいたすべての方々にこの場をおかりして,御礼申し上げます.今後もこの賞を励みとし,本研究の更なる発展を目指して研究に取り組んで参りたいと思っております.
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      • 笹野遼平,黒橋禎夫,奥村学.
        日本語形態素解析における未知語処理の一手法 -既知語から派生した表記と未知オノマトペの処理-.
        Vol.21, No.6, pp. 1183-1205.
        この度は2014年度の論文賞に選んでいただき誠にありがとうございました.本論文は,日本語形態素解析における未知語処理に焦点を当て,一部の未知語については比較的単純な派生ルールとパターンを用いることで高い精度で認識できることを示したものです.本研究で得られた知見が形態素解析における未知語処理の研究を進める上での一助となれば幸いです.今後も今回の受賞を励みにより一層精進していきたいと思います.
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      2013 (Vol.20)

      最優秀論文賞
      • 西川仁, 平尾努, 牧野俊朗, 松尾義博, 松本裕治.
        冗長性制約付きナップサック問題に基づく複数文書要約モデル.
        Vol.20, No.4, pp. 585-612.
        このたびは2013年度の最優秀論文賞に選出いただき,誠にありがとうございます.大変光栄です.本論文の執筆にあたっては様々な方よりご助言をいただきました.この場をお借りして御礼を申し上げます.本研究は複数文書要約を扱ったものですが,現実的なアプリケーションの実現に向けてはまだまだ課題が山積しており,研究の成果を広く社会へ還元するため引き続き努力して参りたいと存じます.今後も皆様のご指導を頂戴できれば幸いでございます.
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      論文賞
      • 藤田早苗, 平博順, 永田昌明.
        画像検索を用いた語義別画像付き辞書の構築.
        Vol.20, No.2, pp. 223-250.
        この度は2013年度の論文賞をいただき,ありがとうございました.本論文は,辞書に画像を付与する方法を探るとともに,画像付与できる語義の特徴を分析したものです.投稿時,言語処理の論文としてこのような内容が受け入れられるかどうか不安でしたが,望外の評価をいただき,非常に勇気づけられました.今後も,更なる発展と深化を目指して取り組んで参りたいと思います.
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      • 吉川克正, 浅原正幸, 松本裕治.
        Markov Logic による日本語述語項構造解析.
        Vol.20, No.2, pp. 251-271.
        この度は言語処理学会論文賞を頂き,誠にありがとうございました.本研究のご指導を頂いた先生方をはじめ,論文執筆を支えてくださった多くの方々に心から感謝しております.本研究は日本語の述語項構造を対象としたものであり,その過程で改めて日本語の意味構造を解析する難しさに気づかされました.限定的な実験設定下では一定の効果を示すことができましたが,まだ多くの課題を残していることも強く感じています.これらの課題解決には,今後時間をかけて取り組みたいと考えております.また本研究で得られた知見が,日本語の意味解析研究を進める上での一助となれば幸いです.
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      • 鍋島啓太, 渡邉研斗, 水野淳太, 岡崎直観, 乾健太郎.
        訂正パターンに基づく誤情報の収集と拡散状況の分析.
        Vol.20, No.3, pp. 461-484.
        このたびは2013年度の論文賞という素晴らしい賞をいただき大変光栄に思います.示唆に富む有益なコメントを下さった編集委員会の皆様,査読者の皆様には心よりお礼申し上げます.本論文は「災害情報と言語処理」特集号に採録いただいた論文です.災害時に流れる情報の信憑性判断を支援することを目的として,ウェブ上から誤情報を網羅的に収集する手法を提案するとともに,東日本大震災時のデータを対象として誤情報がどのように拡散・収束したかの分析に取り組みました.誤情報は災害時だけでなく,平常時でも問題となっています.本研究がこの問題の解決にわずかでも貢献するところとなれば幸いです.今回の受賞を励みに,今後より一層精進してまいります.ありがとうございました.
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      2012 (Vol.19)

      最優秀論文賞
      • 鍜治伸裕, 喜連川優.
        言い換えと逆翻字を用いた片仮名複合名詞の分割.
        Vol.19, No.2, pp. 65-88.
        このたびは言語処理学会最優秀論文賞をいただき,誠にありがとうございました.本論文の執筆にあたっては,様々な方からご助言を頂きました.この場を借りてお礼申し上げます.さて,今回の受賞に際して改めて感じていますのは,地道な積み重ねの重要さです.本研究は,片仮名語というやや特殊な言語表現に焦点をあてているということもあり,ここまで辿りつくためには,今まで以上に時間と苦労が必要だったと感じています.この経験を糧とすることによって,今後も息の長い研究を行っていきたいと思います.
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      論文賞
      • 原島純, 黒橋禎夫.
        テキストの表層情報と潜在情報を利用した適合性フィードバック.
        Vol.19, No.3, pp. 121-142.
        2012年度の論文賞をいただき,大変光栄に思います.本研究は,多くの方々のご支援によって形になったものです.ご支援いただいた全ての方に感謝いたします.一方,本研究には,まだまだ課題が残されています.特に,提案手法におけるネガティブフィードバックの有用性や,他のテストセットにおける提案手法の有効性を調査する必要があると考えています.今後は,この度の受賞を励みに,これらの課題に取り組んでいきたいと思います.
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      • 今村賢治, 齋藤邦子, 貞光九月, 西川仁.
        小規模誤りデータからの日本語学習者作文の助詞誤り訂正.
        Vol.19, No.5, pp. 381-400.
        このたびは素晴らしい賞に選んでいただき,たいへんありがとうございました.これは「不自然言語処理」特集号に採録していただいた論文で,日本語非母語話者の作文に含まれる助詞誤りを訂正しようとしたものです.もともと我々が話す言語は,意思疎通ができれば目的を達成しているので,多様な表現を扱う必要があり,この論文がその一つとなれば幸いです.今後も皆様のご指導をよろしくお願いいたします.
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