言語処理学会ニュースレター |
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Vol. 12 No. 1 (2005年3月7日発行) |
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目次
言語処理学会第11回年次大会は、香川大学で開催します。例年通り、自然言 語に関する理論から応用まで幅広い研究発表が行われます。とくに、言語学、 音声学、国語学、日本語学、日本語教育学、心理学など、日頃「言語処理」と は縁が薄いと感じておられる人文系の研究者の方々の参加をお願いいたします。 従来通り、研究発表の形態は口頭発表(質疑とも20分間)とポスター発表のいず れかです。特に、人文系と理工系とのより密接な交流を図るには、多くの場合、 ポスター発表が適しています。さまざまな分野の研究者との深い議論を期待さ れる方は、是非ポスター発表への参加をお願いします。口頭発表とポスター発 表は時間帯を分け、両者が重ならないよう考慮する予定です。ポスター発表で はパソコン持ち込みなどによるデモ等も行います。両種の発表とも、予稿集 には最大4頁の論文を掲載しています。 また、今大会では、人文系の発表を奨励するために、口頭発表の中に、以下の 基礎・科学志向のテーマセッションを設けました。
なお,本大会では、予稿集はCD−ROMで配布する予定です。印刷体予稿 集は、事前予約に限りましたので当日販売分は若干数しか御用意しておりませ ん。品切れの際は御容赦下さい。また、印刷本予稿集は2,000円の追加料金を申 し受けますので、予め御了承下さい。
近年、TRECやNTCIRに代表されるような、共通のデータを用いた評価型ワークショ ップが国内外で数多く開催されるようになりました。重要な点が数値評価から もれてしまう危険がしばしば指摘される一方で、評価型ワークショップは、新 しい研究領域の立ち上げや研究の加速の手段としてすっかり定着し、言語資源 整備の面でも重要な役割を担うようになってきました。 そこで本ワークショップでは、評価型ワークショップについて様々な角度から 議論します。タスク設計やデータ作成、評価手法等に関する技術的課題や、運 営実務に関するノウハウや問題点の他、新しいテーマの提案も歓迎します。ま た、評価型ワークショップに対する批判的意見や、評価型とは異なるワークシ ョップのあり方の提案等もお待ちしております。なお本ワークショップでは、 ロング/ショートの2種類の発表時間枠を用意しています。ショート発表では、 予稿集掲載のための原稿提出は不要ですので、議論のきっかけになるような問 題提起やちょっとしたアイデアの発表機会としてぜひご活用ください。
□第11回年通常総会開催案内□
第11回通常総会を下記の日時に開催します。多くの方々の参加をお待ちして
います。
□おわりに□
会員管理など、学会事務の委託先変更に伴って新システムが稼動し始めましたが、
会員向けメーリング・リストの運用も担当者の研究室のワークステーションで行
っていた暫定的なものから専門業者委託の恒久的なシステムに変更されました。
やはり会員のアドレス・リストの管理には神経を使います。これで肩の荷がおり
た、という心境です。
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