言語処理学会ニュースレター

Vol. 13 No. 1 (2006年3月6日発行)


目次

言語処理学会第12回年次大会(NLP2006)開催案内
併設ワークショップ(W1)「感情・評価・態度と言語」開催案内
併設ワークショップ(W2)「言語処理と情報可視化の接点」開催案内
第12回年通常総会開催案内
併設シンポジウム「言語資源の世界的協調」のお知らせ


□言語処理学会第12回年次大会(NLP2006)開催案内

開催案内:http://nlp2006.r.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/
プログラム:http://nlp2006.r.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/program.html
開催日時:2006年3月13日(月) チュートリアル
2006年3月14日(火)〜16日(木)本会議
2006年3月17日(金)ワークショップ
会 場: 慶應義塾大学 日吉キャンパス
 http://www.hc.keio.ac.jp/index-jp.html
キャンパスマップ
 http://www.keio.ac.jp/access/hiyoshi.html
会場案内(第4校舎B棟)
 http://nlp2006.r.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/venue.html
総 会: 3月15日(水)午後1時〜午後2時
懇親会: 3月15日(水)午後6時30分〜(会場:ファカルティクラブ)
言語処理学会第12回年次大会は,慶應義塾大学(日吉キャンパス)で開催します.多くの方々のご参加をお待ちしています.

招待講演の案内: 2006年3月15日(水) 14:00〜16:00 ※本大会の事前申込みは既に締切りとなりました。事前申込みをされずに参加 される方は当日受付にて申込みをお願いします。なお、印刷製本版の論文集は 事前予約分しか印刷しておりませんので、当日申込みの方については論文集は CD-ROMのみの配布となります。ご了承下さい。



□併設ワークショップ(W1)「感情・評価・態度と言語」開催案内

http://nlp2006.r.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/#workshop_1 (なお,本ワークショップと同趣旨のセッションが本会議において3月16日(木) 15:00-18:00に開かれます.)

近年,言語情報処理分野では感情・評価に関する研究に関心が高まっています. 本ワークショップにおきましても,論文募集の呼びかけに対して多数の発表申 込をいただき,急遽,ワークショップだけでなく本大会にてワークショップセッ ションを開催する運びとなりました.この場をお借りし,年次大会プログラム 委員の皆様のご尽力にお礼申し上げます.

すでに,言語処理学会ホームページならびに各種メーリングリストでもご存知 のとおり,現在,言語処理学会論文誌「自然言語処理」において,特集号「感 情・評価・態度と言語」が企画されており,論文を募集しています.この特集 号に先立ちまして,本ワークショップでは言語情報処理分野に限らず幅広く 「感情・評価・態度と言語」に関わる研究発表をしていただき,活発な議論お よび意見交換をしたいと考えています.

当日は,プログラムに見られるように多種多様な興味深い研究発表に加え,お ふたりのゲストをお迎えしての招待講演を予定しております.株式会社ビデオ リサーチ社定性調査部の佐藤雅子氏には実務のご経験を活かしたご講演を,ま た,神戸大学国際文化学部の定延利之氏には日本語研究のお立場から本テーマ に関連あるご講演を,それぞれ行っていただきます.招待講演の詳細につきま しては後日更新されるプログラムをご覧ください.ワークショップセッション ならびにワークショップへの多数の皆様のご参加をお待ちしております.



併設ワークショップ(W2)「言語処理と情報可視化の接点」開催案内

http://nlp2006.r.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/#workshop_2 テキストを扱う言語処理技術と数値データや視覚情報を扱う情報可視化技術は, 一般に異なる技術分野と考えられ,これまで共通の議論の場は多くありません でした.また,HCIの分野等では,言語による計算機との対話と視覚情報を積 極的に用いた直接操作による対話とが対立的に位置づけられ,言語と視覚情報 を相補的に用いる試みは少なかったように感じられます.しかし,情報検索や 自動要約等の情報アクセス技術と文書可視化に関わる情報可視化技術とが膨大 な情報の洪水に立ち向かうという共通の目的を持っていることをはじめとして, 言語処理技術と情報可視化技術は様々な協調の可能性を持っています.少なく とも以下のような場面が考えられます.
これらを可能とするためには,言語情報と視覚情報とを総合して扱うことがで きる意味論と語用論という基本的な問題から,情報可視化を前提としたテキス ト分類,テキスト要約やテキストからの情報抽出,蓋然的な言語情報の可視化 や不充分な情報を推論によって補うことによる可視化等の要素技術,そして, インタラクション設計等のシステム構築に関連する問題等,色々なレベルでの 様々な問題への取り組みと研究が必要となってきます.

本ワークショップでは,このような様々な場面,レベルでの言語処理と情報可 視化と接点を探っていきます.動向情報の可視化と要約に関連する研究をはじ め,言語処理と情報可視化とを関係づけた様々な研究について,10件の発表が 予定されています.多くの発表はデモンストレーションを含みます.議論の時 間も比較的長めにとっており,参加者の皆様が今後の研究の方向性を議論でき る場にしていきたいと考えています.皆様の積極的なご参加をお待ちしていま す.



□第12回年通常総会開催案内

第12回通常総会を下記の日時に開催します。多くの方々の参加をお待ちして います。総会に先立ち、2005年度優秀論文賞および第11回年次大会優秀発表賞 の表彰式を行います。ご出席ください。
総会次第
  1. 会長挨拶
  2. 年次大会優秀発表賞・論文賞の表彰
  3. 2005年度活動報告
  4. 2005年度決算報告、監査報告
  5. 2006年度活動計画
  6. 2006年度予算案
  7. 会則改定の審議(顧問人数制限の変更)
  8. 2006年度評議員構成、役員構成


□併設シンポジウム「言語資源の世界的協調」のお知らせ

本年次大会にあわせて開催されるシンポジウムについてお知らせします.

言語資源の提供と利用,およびその世界的協調に関するシンポジウム「言語資 源の世界的協調」を,言語資源協会(GSK)主催,言語処理学会協賛で,NLP2006 に併設して開催いたします.ご興味のある方はぜひご参加ください.



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