言語処理学会ニュースレター
Vol. 13 No. 3 (2006年10月31日発行)
目次
□トピック
- 年次大会Webサイトを開設する予定です.以下のアドレスにて,年次大会に関する最新情報のお知らせ,大会発表申込のオンライン受け付けなどを行っていきます.
http://nlp2007.itc.nagoya-u.ac.jp/
- 今後のスケジュールは以下の通りです.
ワークショップテーマ応募締切 2006年11月15日(水) ワークショップテーマ採否通知 2006年11月17日(金) 大会発表申込締切 2007年 1月 5日(金) 大会発表採否通知 2007年 1月16日(火) 大会発表最終論文の提出期限 2007年 1月30日(火)
□言語処理学会第13回年次大会(NLP2007)開催案内
- 日時: 2007年3月19日(月)〜3月23日(金)
3月19日(月) チュートリアル 3月20日(火) 本会議 第1日 3月21日(水) 本会議 第2日,総会,招待講演,懇親会 3月22日(木) 本会議 第3日 3月23日(金) ワークショップ - 会場: 龍谷大学 瀬田学舎
滋賀県大津市瀬田大江町横谷1番5 (〒520-2194) JR琵琶湖線 瀬田駅下車 バス約8分 http://www.ryukoku.ac.jp/web/map/seta.html
- 年次大会Webサイト: http://nlp2007.itc.nagoya-u.ac.jp/
言語処理学会第13回年次大会は、龍谷大学(瀬田学舎)で開催します. 例年通り,自然言語に関する理論から応用まで幅広い研究発表を募集し ます.とくに,言語学,教育学,心理学など,日頃「言語処理」とは縁 が薄いと感じておられる人文系の研究者の方々からの積極的な発表を期 待しています.
従来通り,研究発表の形態は口頭発表(質疑応答も含めてで20分間) とポスター発表のいずれかです.特に,人文系と理工系とのより密接な 交流を図るには,多くの場合,ポスター発表が適しています.さまざま な分野の研究者との深い議論を期待される方は,是非ポスター発表への 申込をお願いします.口頭発表とポスター発表は時間帯を分け,両者が 重ならないよう考慮する予定です.ポスター発表ではパソコン持ち込み などによるデモ等も歓迎します.両種の発表とも,予稿集には最大4頁 の論文を掲載する予定です.また,今大会でも文理の枠を超えた発表・ 議論を奨励するために,以下の学際的テーマセッションを口頭発表の中 に設けます(趣旨は下記参照).
- テーマセッション1: 教育を支援する言語学・言語処理
- テーマセッション2: 「語の意味」と言語学・言語処理
テーマセッションでは,セッションの最後に総合討論の時間を取り,参 加者の間でより活発な討論ができるような場を持ちたいと考えています. 上記のテーマに関連する研究は,人文系・理工系の別を問わず,ぜひテー マセッション希望と指定してお申し込みください.なお,テーマセッショ ンを希望された場合でも,プログラム委員会の判断によって一般発表 (口頭発表・ポスター発表)に回っていただくこともありますので,ご 了承ください.
※本大会では,予稿集はCD−ROMで配布する予定です.希望者には, 印刷本予稿集も配布致しますが,事前予約に限ります.また,その場 合,印刷費として,(実費に近い)別途料金を申し受けますので,あ らかじめご了承ください. - 招待講演の案内(予定)
以下のお二人にご講演いただく予定です.
- 今泉 敏 氏 (県立広島大学)
http://www.pu-hiroshima.ac.jp/investigation/scholar/j/j02e.pdf - 坂本 勉 氏 (九州大学)
http://www.lit.kyushu-u.ac.jp/~sakamoto/
詳細な内容につきましては,今後,年次大会Webサイトでお知らせいた します. - 今泉 敏 氏 (県立広島大学)
- 大会発表申込について
- スケジュール
発表申込締切 2007年 1月 5日(金) 発表採否通知 2007年 1月16日(火) 発表最終論文提出期限 2007年 1月30日(火) - 大会発表申込先
発表申込は,下記のWebサイトにて受け付けます.
http://nlp2007.itc.nagoya-u.ac.jp/
申込の受け付けは,12月10日頃に開始する予定です.
なお,Web経 由での申込が不可能である場合には,下記までご連絡ください.
名古屋大学 情報連携基盤センター
松原 茂樹
E-mail: matubara (at) nagoya-u.jp
TEL: 052-789-4387 FAX: 052-789-4384
- 発表申込要項
- 発表者または連名者の中に言語処理学会正会員または学生会
員(入会希望でも可)が含まれていることが必要です.なお,
現在非会員の方で入会を希望される方は,「入会希望」とし
てお申し込みいただき,少なくとも発表時までに入会手続き
をしていただくようにお願いいたします.
- 口頭発表・ポスター発表の「該当分野」として,以下の項目
(小項目)から,関係の深い順に3項目選択してください.
例えば,「語彙・辞書」であれば「B-1」と指定してください.
なお,テーマセッションを希望する場合には指定する必要は
ございません.
- 言語学・言語分析
(1)音声・音韻 (2)形態論 (3)統語論 (4)意味論 (5)語用論 (6)談話分析 (7)計量言語学 (8)心理言語学 (9)対照言語学 (10)認知言語学 (11)社会言語学
- 基盤技術・言語資源
(1)語彙・辞書 (2)形態素解析 (3)構文解析 (4)意味解析 (5)生成 (6)文脈処理 (7)テキストDB・言語資源
- 応用技術
(1)機械翻訳 (2)情報検索 (3)対話 (4)要約 (5)情報抽出 (6)質問応答 (7)言い換え (8)知識獲得・マイニング (9)文書分類(10)Web応用 (11)音声言語処理 (12)教育応用
- その他 ( )
- 言語学・言語分析
- 発表者または連名者の中に言語処理学会正会員または学生会
員(入会希望でも可)が含まれていることが必要です.なお,
現在非会員の方で入会を希望される方は,「入会希望」とし
てお申し込みいただき,少なくとも発表時までに入会手続き
をしていただくようにお願いいたします.
- テーマセッション趣旨
- テーマセッション1 教育を支援する言語学・言語処理
近年,国語力の低下など若者の学力低下が問題視されており, 教育の重要性が再認識されている.また,英語をはじめとする 外国語の学習や教育熱も高まっている.言語研究・言語処理研 究の成果や知見が,言語教育の現場でどのように活用できるか という問題は,今後の課題の一つであろう.
本セッションでは,教育への応用を射程に入れた言語研究・言 語処理研究に関する研究発表を広く募集する.どのような知見 や技術が教育のどのような側面に役立つのか,逆に,教育現場 でどのような知見が必要とされるのか,などについて検討した い.
具体的には以下のような(しかし,これだけに限らない)トピッ クに関する研究発表を募集する.
- インターネット上の情報や言語資源を,教育に生かす言語処理技術
- 外国語学習についての言語研究からの知見
- 言語学習や言語教育の支援システム,E-ラーニング
- 言語教育への言語理論の応用
- テーマセッション2 「語の意味」と言語学・言語処理
言語処理研究がより深い意味理解に向かうとき,鍵となる問題 の一つは語の意味の問題であろう.語の意味をどのように捉え るべきか,辞書には何をどのように記述しておくのがよいか, どうすれば高品質の語彙意味記述を大規模に行えるかなど,未 解決の課題も多く,言語処理研究はその途についたばかりであ る.
これに対し言語学では,実データから語の意味分析を行う記述 的研究や,言語理論ベースの生成語彙意味論,語彙概念構造, フレーム意味論など,語彙意味論研究が多様性を見せながら, めざましく発展してきている.
そこで本テーマセッションでは,言語学と言語処理の双方から, 語の意味・形態・機能という点に着目した理論的および実証的 な研究を広く募集する.語の意味はどのような枠組みで分析・ 記述できるのか,どのような(広義の)辞書を構築すると,こ れからの言語学・言語処理にどのように役立つか,といったテー マについて論文を募集し,言語学・言語処理の分野をまたいで 議論を行う場としたい.具体的には以下のような(しかし,こ れだけに限らない)トピックに関する研究発表を募集する.
- 語の意味,意味体系に関する理論的・実証的な研究
- 語の意味を記述した辞書の設計と構築に関する研究
- 頑健な意味解析の実現など語の意味情報の運用に関する研究
- テーマセッション1 教育を支援する言語学・言語処理
- 発表申込/原稿提出時の注意
- 発表申込時の記入事項によりプログラムを作成しますので, 申込後の題目,著者の変更はできません.
- プログラム確定後(採録が通知された後)の発表のキャンセ ルはできません.
- 原稿はPDFファイルで提出していただきます(どうしてもPDF ファイルでの提出が不可能な方は別途対応いたします). 具体的な提出方法は採録を通知する際にお知らせいたします.
- PDFファイルのフォーマットが適切でない場合には,予稿集に 掲載できない場合があります. 発表の採録通知,論文投稿Web サイトにあります原稿作成時の注意をよく読んで原稿を作成 してください.
- テーマセッション(上記参照)での発表を希望される場合は, 申込時に明示的にご指定ください.なお,テーマセッション を希望された場合でも,プログラム委員会の判断によって一 般発表 (口頭発表・ポスター発表)に回っていただくことも ありますので,ご了承ください.
※参加登録,参加費支払いなどについては2007年1月中旬を目処 に開始する予定ですので,しばらくお待ちください.
- スケジュール
- 委員一覧
- 大会プログラム委員会
委員長 中岩浩巳 (NTT) 委員 秋葉 泰弘 (NTT) 出羽 達也 (東芝) 大竹 清敬 (NICT) 神崎 享子 (NICT) 清田 陽司 (東大) 駒谷 和範 (京大) 颯々野 学 (ヤフー) 新納 浩幸 (茨城大) 竹内 孔一 (岡山大) 徳久 良子 (豊田中央研究所) 成田 真澄 (東京国際大) 桝井 文人 (三重大) 松原 茂樹 (名大) 丸山 岳彦 (国語研) 宮田 高志 (ジャストシステム) 村上 仁一 (鳥取大) - 大会実行委員会
委員長 馬 青 (龍谷大) 委員 南條 浩輝 (龍谷大) 福本 淳一 (立命館大) 吉見 毅彦 (龍谷大) 渡辺 靖彦 (龍谷大)
- 大会プログラム委員会
□第13回年次大会併設ワークショップテーマの募集
言語処理学会第13回年次大会に併設のワークショップを2007年3月23日(金)
に開催いたします.言語処理全般にわたる本大会では,言語処理の全体像を
把握するには好都合ですが,一方,議論を深められないきらいがあります.
本ワークショップはこの点を補完するものです.場所は本大会と同じく龍谷
大学瀬田キャンパスです.
ワークショップのテーマを募集しますので,提案される方は,提案内容を下 記応募フォーマットの要領で作成の上,ご応募ください.
ワークショップのテーマを募集しますので,提案される方は,提案内容を下 記応募フォーマットの要領で作成の上,ご応募ください.
- 応募・開催スケジュール
募集の締め切り 2006年11月15日(水) テーマ採否通知 2006年11月17日(金) 開催日 2007年 3月23日(金)
- 会場
龍谷大学瀬田学舎
- 参加費
未定(参加募集時に発表予定)
- 応募先・問い合わせ先
〒514-8507
三重県津市栗真町屋町1577
三重大学大学院工学研究科 情報工学専攻
桝井 文人
E-mail: nlp07-ws-proposal (at) ai.info.mie-u.ac.jp
Fax: 059-231-9460
- 応募先・問い合わせ先
- 応募フォーマット
ワークショップの名称:
開催の主旨(300字程度):
提案者(複数可): 氏名,所属
連絡先:氏名,所属,住所,電話番号,FAX番号,メールアドレス
発表件数の見込み:
参加人数の見込み:
- 学会に関する問い合わせ先
- ニュースレター担当(田村直良)
中西印刷株式会社 東京事務所内 言語処理学会事務局
Tel. 03-3816-0738
Fax. 03-3816-0766
〒113-0023 東京都文京区向丘1-1-17
e-mail nlp@nacos.com
Tel. 03-3816-0738
Fax. 03-3816-0766
〒113-0023 東京都文京区向丘1-1-17
e-mail nlp@nacos.com
横浜国立大学大学院環境情報研究院
Tel. 045-339-4161
Fax. 045-339-5228
〒240-8501 横浜市保土ヶ谷区常盤台79-7
e-mail: tam@ynu.ac.jp
Tel. 045-339-4161
Fax. 045-339-5228
〒240-8501 横浜市保土ヶ谷区常盤台79-7
e-mail: tam@ynu.ac.jp