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言語処理学会ニュースレター
Vol. 14 No. 3 (2007年11月7日発行)
目次
□トピック
- 年次大会Webサイトを開設する予定です.以下のアドレスにて,年次大会に関する最新情報のお知らせ,大会発表申込のオンライン受け付けなどを行っていきます.
http://nlp2008.anlp.jp/
- 今後のスケジュールは以下の通りです.
ワークショップテーマ応募締切 2007年11月20日(火) ワークショップテーマ採否通知 2007年11月22日(木) 大会発表申込締切 2008年 1月 7日(月) 大会発表採否通知 2008年 1月16日(水) 大会発表最終論文の提出期限 2008年 1月30日(水)
□言語処理学会第14回年次大会(NLP2008)開催案内
- 日時: 2008年3月17日(月)〜3月21日(金)
3月17日(月) チュートリアル 3月18日(火) 本会議 第1日 3月19日(水) 本会議 第2日,総会,招待講演,懇親会 3月20日(木) 本会議 第3日 3月21日(金) ワークショップ - 会場: 東京大学 駒場キャンパス
- 年次大会Webサイト: http://nlp2008.anlp.jp/
言語処理学会第14回年次大会は,東京大学駒場キャンパスで開催します.
例年通り,自然言語に関する理論から応用まで幅広い研究発表を募集し ます.とくに,言語学,教育学,心理学など,日頃「言語処理」とは縁 が薄いと感じておられる人文系の研究者の方々からの積極的な発表を期 待しています.
従来通り,研究発表の形態は口頭発表(質疑応答も含めて20分間程度 を予定)とポスター発表のいずれかです.特に,人文系と理工系とのよ り密接な交流を図るには,多くの場合,ポスター発表が適しています. さまざまな分野の研究者との深い議論を期待される方は,是非ポスター 発表への申込をお願いします.口頭発表とポスター発表は時間帯を分け, 両者が重ならないよう考慮する予定です.ポスター発表ではパソコン 持ち込みなどによるデモ等も歓迎します.両種の発表とも,予稿集には 最大4頁の論文を掲載する予定です.また,今大会でも文理の枠を超え た発表・議論を奨励するために,以下の学際的テーマセッションを口頭 発表の中に設けます(趣旨は下記参照).
- テーマセッション1: 語と語の結びつきと意味
- テーマセッション2: バイオ・医療テキストを対象にした言語処理
テーマセッションでは,セッションの最後に総合討論の時間を取り,参 加者の間でより活発な討論ができるような場を持ちたいと考えています. 上記のテーマに関連する研究は,人文系・理工系の別を問わず,ぜひテー マセッション希望と指定してお申し込みください.
※本大会では,予稿集はCD−ROMで配布いたします.希望者には, 印刷本予稿集も配布致しますが,事前予約に限ります.また,その場 合,印刷費として,(実費に近い)別途料金を申し受けますので,あ らかじめご了承ください. - 招待講演の案内(予定)
お二人にご講演いただく予定です.
- 岡ノ谷 一夫 氏 (理化学研究所)
http://www.brain.riken.go.jp/jp/k_okanoya.html - 柴田 実 氏 (NHK放送文化研究所)
詳細な内容につきましては,今後,年次大会Webサイトでお知らせいた します. - 岡ノ谷 一夫 氏 (理化学研究所)
- 大会発表申込について
- スケジュール
発表申込締切 2008年 1月 7日(月) 発表採否通知 2008年 1月16日(水) 発表最終論文提出期限 2008年 1月30日(水) - 大会発表申込先
発表申込は,下記のWebサイトにて受け付けます.
http://nlp2008.anlp.jp/
申込の受け付けは,12月10日頃に開始する予定です.
なお,Web経 由での申込が不可能である場合には,下記までご連絡ください.
北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
白井 清昭
E-mail: nlp2008-webmaster (at) nlp-mail.jaist.ac.jp
TEL: 0761-51-1216 FAX: 0761-51-1216
- 発表申込要項
- 発表者または連名者の中に言語処理学会正会員または学生会
員(入会希望でも可)が含まれていることが必要です.なお,
現在非会員の方で入会を希望される方は,「入会希望」とし
てお申し込みいただき,少なくとも発表時までに入会手続き
をしていただくようにお願いいたします.
- 口頭発表・ポスター発表の「該当分野」として,以下の項目
(小項目)から,関係の深い順に3項目選択してください.
例えば,「語彙・辞書」であれば「B-1」と指定してください.
なお,テーマセッションを希望する場合には指定する必要は
ございません.
- 言語学・言語分析
(1)音声・音韻 (2)形態論 (3)統語論 (4)意味論 (5)語用論 (6)談話分析 (7)計量言語学 (8)心理言語学 (9)対照言語学 (10)認知言語学 (11)社会言語学
- 基盤技術・言語資源
(1)語彙・辞書 (2)形態素解析 (3)構文解析 (4)意味解析 (5)生成 (6)文脈処理 (7)テキストDB・言語資源
- 応用技術
(1)機械翻訳 (2)情報検索 (3)対話 (4)要約 (5)情報抽出 (6)質問応答 (7)言い換え (8)知識獲得・マイニング (9)文書分類(10)Web応用 (11)音声言語処理 (12)教育応用
- その他 ( )
- 言語学・言語分析
- 発表者または連名者の中に言語処理学会正会員または学生会
員(入会希望でも可)が含まれていることが必要です.なお,
現在非会員の方で入会を希望される方は,「入会希望」とし
てお申し込みいただき,少なくとも発表時までに入会手続き
をしていただくようにお願いいたします.
- テーマセッション趣旨
- テーマセッション1: 語と語の結びつきと意味
本セッションでは昨年のテーマ「「語の意味」と言語学・言語処 理」をより発展させた場として,「語と語の結びつきと意味」と いうテーマのもとに発表を募集します.
複数の語(形態素)の結びつきには,「格構造,述語項構造」, 修飾語と被修飾語との結びつきなどの「コロケーション」や,結 びついたものが一語相当となる「複合語,複合辞」などの関係が あり,今までに様々なレベルで活発な議論が行われてきました. また,「慣用句」など,単語に着目するだけでは意味が扱えない 表現も大きな課題の1つです.
テキストの記述内容に踏み込んだ深い言語解析や言語理解を目指 すためには,複数の語の結びつきや,その結びつきによって構成 される意味を対象にした研究は非常に重要です.そこで,これら に関連する基礎理論や分析,計算機による処理手法や応用システ ムの研究をトピックとして,今年も文系,理系などの分野を超え た交流を期待します.
具体的には以下のような(しかし,これだけに限らない)トピッ クに関する研究発表を募集します.
- 格構造,述語項構造の分析・理論
- 格構造,述語項構造の自動抽出手法
- コロケーションの分析・理論
- コロケーションの自動抽出手法
- 複合語,複合辞に関する分析・理論
- 複合語,複合辞の自動抽出手法
- 慣用句など,単語に着目するだけでは意味が扱えない表現の分析・処理
- 上記を利用した応用システム
- テーマセッション2: バイオ・医療テキストを対象にした言語処理
一般に公開されているコーパスの多くは新聞やWebなど一般のド メインを対象にしています.しかし,近年,言語処理の応用が高 く期待されている特定の分野のコーパスは一般のドメインとその 性質が大きく異なり,既存の手法がそのまま適応できないことも 少なくありません.
そこで,このテーマセッションでは,特に近年注目を集めている バイオと医療の両分野を対象にあつかった論文を募集し,両分野 間-及び-自然言語処理分野を横断して議論を行う場としたいと考 えています.
具体的には以下のような(しかし,これだけに限らない)トピッ クに関する研究発表を募集します.
- バイオ/医学系論文からの情報抽出/マイニング研究及び分類
- バイオ/医学系文章からの専門用語抽出
- 医学文章を非医療従事者に容易に理解させるための言い換え研究
- バイオ/医学系テキストを対象とした機械学習
- テーマセッション1: 語と語の結びつきと意味
- 発表申込/原稿提出時の注意
- 発表申込時の記入事項によりプログラムを作成しますので, 申込後の題目,著者の変更はできません.
- プログラム確定後(採録が通知された後)の発表のキャンセ ルはできません.
- 原稿はPDFファイルで提出していただきます(どうしてもPDF ファイルでの提出が不可能な方は別途対応いたします). 具体的な提出方法は採録を通知する際にお知らせいたします.
- PDFファイルのフォーマットが適切でない場合には,予稿集に 掲載できない場合があります. 発表の採録通知,論文投稿Web サイトにあります原稿作成時の注意をよく読んで原稿を作成 してください.
- テーマセッション(上記参照)での発表を希望される場合は, 申込時に明示的にご指定ください.
- テーマセッション・ポスター・口頭発表の区分については, プログラム委員会の判断,会場の事情などにより変更させて 頂くことがありますので,あらかじめご了承ください.
- "No show"に関する注意.昨年度の大会で,「事前の連絡なく 口頭発表に現れなかった」,「ポスターを貼ってあるだけで 説明員がまったくいなかった」などの,いわゆる"No show"に 関する苦情が寄せられました.このようなことが多発します と学会としてもペナルティの導入などを検討せざるを得なく なります.他の参加者の迷惑にならないよう,みなさんの責 任ある参加をお願いします.
※参加登録,参加費支払いなどについては2008年1月中旬を目処 に開始する予定ですので,しばらくお待ちください.
- スケジュール
- 委員一覧
- 大会プログラム委員会
委員長 田中 英輝(NHK) 委員 荒牧 英治 (東大) 今村 賢治 (NTT) 大熊 智子 (富士ゼロックス) 柏野 和佳子 (国語研) 加藤 直人 (NHK) 河原 大輔 (NiCT) 獅々堀 正幹 (徳島大) 白井 清昭 (北陸先端大) 千田 恭子 (電中研) 竹澤 寿幸 (広島市立大) 長瀬 友樹 (富士通) 難波 英嗣 (広島市立大) 橋本 泰一 (東工大) 森 信介 (京大) 山本 和英 (長岡技科大) - 大会実行委員会
委員長 加藤 恒昭 (東大) 委員 田中 久美子 (東大) 清田 陽司 (東大) 松崎 拓也 (東大)
- 大会プログラム委員会
□第14回年次大会併設ワークショップテーマの募集
言語処理学会第14回年次大会に併設のワークショップを2008年3月21日(金)
に開催いたします.言語処理全般にわたる本大会では,言語処理の全体像を把
握するには好都合ですが,一方,議論を深められないきらいがあります.本ワー
クショップはこの点を補完するものです.場所は本大会と同じく東京大学駒場
キャンパスです.
ワークショップのテーマを募集しますので,提案される方は,提案内容を下 記応募フォーマットの要領で作成の上,ご応募ください.
ワークショップのテーマを募集しますので,提案される方は,提案内容を下 記応募フォーマットの要領で作成の上,ご応募ください.
- 応募・開催スケジュール
募集の締め切り 2007年11月20日(火) テーマ採否通知 2007年11月22日(木) 開催日 2008年 3月21日(金)
- 会場
東京大学駒場キャンパス
- 参加費
未定(参加募集時に発表予定)
- 応募先・問い合わせ先
〒201-8511
東京都狛江市岩戸北2-11-1
(財)電力中央研究所 システム技術研究所
千田 恭子
E-mail: nlp2008_ws (at) criepi.denken.or.jp
Fax: 03 (5497) 0318
- 応募先・問い合わせ先
- 応募フォーマット
ワークショップの名称:
開催の主旨(300字程度):
提案者(複数可): 氏名,所属
連絡先:氏名,所属,住所,電話番号,FAX番号,メールアドレス
発表件数の見込み:
参加人数の見込み:
- 学会に関する問い合わせ先
- ニュースレター担当(田村直良)
中西印刷株式会社 東京事務所内 言語処理学会事務局
Tel. 03-3816-0738
Fax. 03-3816-0766
〒113-0023 東京都文京区向丘1-1-17
e-mail nlp@nacos.com
Tel. 03-3816-0738
Fax. 03-3816-0766
〒113-0023 東京都文京区向丘1-1-17
e-mail nlp@nacos.com
横浜国立大学大学院環境情報研究院
Tel. 045-339-4161
Fax. 045-339-5228
〒240-8501 横浜市保土ヶ谷区常盤台79-7
e-mail: tam@ynu.ac.jp
Tel. 045-339-4161
Fax. 045-339-5228
〒240-8501 横浜市保土ヶ谷区常盤台79-7
e-mail: tam@ynu.ac.jp