言語処理学会ニュースレター

Vol. 16 No. 3 (2009年10月30日発行)


目次

言語処理学会第16回年次大会(NLP2010)開催案内及び発表募集
言語処理学会第16回年次大会併設ワークショップテーマの募集
「自然言語処理」電子アーカイブ化に伴う「巻頭言」の著作権委譲に関する告知(お願い)
言語処理学会年次大会における発表申込情報の提供に関する告知(お願い)


□言語処理学会第16回年次大会(NLP2010)開催案内及び発表募集

言語処理学会第16回年次大会(NLP2010)は,情報処理学会創立50周年記念全国大会と共催で以下の要領で開催いたします.

言語処理学会第16回年次大会(NLP2010)Webサイトは以下のURLで開設されております.発表申し込みは以下のサイトから行なっていただく予定です.

★★★ http://nlp2009.anlp.jp/ ★★★
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開催時期が例年よりも早いため,例年より発表申込締切,最終論文提出期限もは
やまっております.ご注意下さい.
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なお,後述いたしますように,本大会は情報処理学会創立50周年記念全国大会
と共催となり,共通のイベントも予定されておりますが,発表申し込みの受付,
プログラム作成はそれぞれの学会で独立に行ないます.特に言語処理学会では,
ほぼ例年の受付方法,プログラムを踏襲いたします.
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本年次大会は,情報処理学会との共催となり,言語処理学会のアクティビティを
専門外の方々に知らしめるチャンスであります.ただ,結果として例年より非会
員による発表申し込みが増加することがあり得ます.例年よりは多めの発表が可
能になるよう,会場等を手配しておりますが,極端な場合にはすべての発表申し
込みに発表時間を割り当てることが出来なくなる可能性があります.そうした場
合,申し込みが遅い発表は,ご希望の発表形式以外で発表していただく,あるい
は,発表が出来なくなることもあり得ますが,ご了承ください.
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□言語処理学会第16回年次大会併設ワークショップテーマの募集

言語処理学会第16回年次大会に併設のワークショップを2010年3月12日(金)に開催いたします.言語処理全般にわたる本大会は,言語処理の全体像を把握するには好都合ですが,一方で議論を深められないきらいがあります.本ワークショップはこの点を補完するものです.場所は本大会と同じく東京大学です.

ワークショップのテーマを募集いたしますので,提案される方は,提案内容を下記応募フォーマットの要領で作成の上,ご応募ください.






□「自然言語処理」電子アーカイブ化に伴う「巻頭言」の著作権委譲に関する告知(お願い)

会員ならびに著者各位

言語処理学会(以下「本会」という)は,1994年の創刊以来,学会誌「自然言語処理」(以下「本誌」という)を刊行して参りました.15年の長きに渡り本誌を刊行できましたことは,ひとえに会員各位のご支援,ご協力の賜物と深く感謝申し上げます.

此の度,本会は科学技術振興機構の電子アーカイブ対象選定委員会によって,本会の本誌が創刊号以降,2007年度発行までの全巻全号を電子化してアーカイブされる対象誌として選定されました.この電子アーカイブとは,誌面を電子データ化し,同機構インターネットウェブサイト上で公開することをいいます.これにあたっては,電子化された論文はすべてが同機構のサーバに保存されるため,著作権が本会に帰属していることが条件となります.本誌の電子アーカイブ化にあたっては,著作権法により,掲載された論文などの著者からその著作権(複製権,公衆送信権を含む)の許諾又は譲渡を必要とします.本誌の投稿規定に論文などの著作権が本会に帰属することが定められておりますが,巻頭言については,著作権の委譲が明確にされていない状態となっておりました.

これらの事情から本電子アーカイブ化を進めるにあたり,創刊号以来の巻頭言についても著作権は本会に帰属して戴く事と致したく,本来であれば著者の皆様お一人づつに「著作権の許諾手続き」を行うべきではございますが,当該公告を以って著作権の譲渡をお願い申し上げる次第です.

万一,この件に関しましてご了承戴けない場合,あるいはご不審の点がある場合は,2010 年1月31日までに本会事務局に文書または電子メールでお申し出下さい.本会は,このお知らせが著者の皆様の目に触れることを前提としておりますが,何らかの事情でこの件をお知りになる機会がなかった場合には,期限を過ぎましても,あらためて個別にご相談させていただく所存です.なお,お申し出のない場合には,ご了承戴けたものとし,電子アーカイブとして公開する時期が参りました段階で,論文を掲載させて戴きたいと存じますが,公開後の会員ならびに著者の皆様からの記事取り下げ要求に際しても柔軟に対応させて戴きます.




□言語処理学会年次大会における発表申込情報の提供に関する告知(お願い)

会員ならびに年次大会発表者各位

言語処理学会では、(社)電子情報技術産業協会 知識情報処理技術専門委員会言語資源分科会(以下、JEITA言語資源分科会)からの以下の要請に応え、言語処理学会年次大会における発表申込情報(タイトル、著者、講演番号、該当分野)をJEITA言語資源分科会に提供することにいたしました。万一、この件に関しましてご了承戴けない場合、あるいはご不審の点がある場合は、2009年12月31日までにJEITA言語資源分科会の対応窓口(jeita-LR-survey@nlp-mail.jaist.ac.jp)まで電子メールでお申し出下さい。本会は、このお知らせが著者の皆様の目に触れることを前提としておりますが、何らかの事情でこの件をお知りになる機会がなかった場合には、期限を過ぎましても、JEITA言語資源分科会は柔軟に対応するとのことです。

【JEITA言語資源分科会からの要請】
JEITA言語資源分科会では,言語資源の利用と研究分野の関連性を調査することを計画しています.これは,どの研究分野でどのような言語資源が利用されているかを調査することを目的としており,将来的には各研究分野でニーズの大きい言語資源の発掘・開発にもつなげたいと考えております.

現在想定している調査方法を簡単にご説明いたします.言語処理学会年次大会で発表された論文を対象に,著者が発表申込時に入力する研究分野の情報と,論文から自動抽出した言語資源名の情報を照合します.得られたデータをもとに,特定の研究分野においてよく使用される言語資源や言語資源の使用件数の経年変化などを分析する予定です.

つきましては,言語処理学会年次大会における発表申込の情報をご提供いただきますようお願い申し上げます.発表申込情報うち,調査に使用するのはタイトル,著者,講演番号,該当分野(第1から第3まで)のみであり,住所などの個人情報は必要としておりません.また,調査の結果につきましては,JEITAによる調査研究報告書,JEITA言語資源分科会で運営しているウェブサイト『言語情報処理ポータル(http://nlp.kuee.kyoto-u.ac.jp/NLP_Portal/)』,言語処理学会年次大会における論文発表などの場で公開する予定です.





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