◯ 大会Webサイト
大会Webサイトは以下のURLにて開設しています.順次,情報をアップデートいたしますので,こちらもご覧ください.
http://www.anlp.jp/nlp2015/
◯ 開催日時
2014年3月16日(月)- 3月21日(金)
3月16日(月) チュートリアル/ワークショップ(関西機械翻訳勉強会)
3月17日(火) 本会議第1日
3月18日(水) 本会議第2日
3月19日(木) 本会議第3日
3月20日(金) ワークショップ(自然言語処理におけるエラー分析)
3月21日(土) ワークショップ(自然言語処理におけるエラー分析)
◯ 会場
会場: 京都大学 吉田キャンパス
所在地:〒606-8501 京都市左京区吉田本町
アクセスは次のウェブページをご覧下さい.
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/
◯ 今後のスケジュール
予稿集Web公開 2015年 3月9日(月)
☆招待講演
次の方々をお招きし,ご講演いただく予定です.内容の詳細は下記をご参照ください.
http://www.anlp.jp/nlp2015/#invite
招待講演1: 2015年3月17日(火) 9:30-10:30
「Yahoo! JAPANにおけるビッグデータの活用とその舞台裏」
安宅 和人 氏(ヤフー株式会社)
概要:http://www.anlp.jp/nlp2015/NLP2015_invAtaka.pdf
略歴:
ヤフー株式会社チーフストラテジーオフィサー.データサイエンティスト協会理事.応用統計学会理事.東京大学大学院生物化学専攻にて修士課程修了後,マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社.4年半の勤務後,イェール大学脳神経化学プログラムに入学.2001年春,学位(Ph.D.)取得.ポスドクを経て2001年末,マッキンゼー復帰に伴い帰国.マーケティング研究グループのアジア太平洋地域における中心メンバーの一人として,飲料・小売り・ハイテクなど幅広い分野におけるブランド立て直し,商品・事業開発に関わる.2008年9月ヤフー株式会社へ移り,COO室長,事業戦略統括本部長を経て2012年7月より現職.幅広い事業戦略課題の解決,大型提携案件の推進に加え,市場インサイト部門,Yahoo! JAPANビッグデータレポート,ビッグデータ戦略などを担当.著書に『イシューからはじめよ』(英治出版)がある.
招待講演2: 2015年3月19日(木) 13:30-14:30
「脳の言語処理」
酒井 邦嘉 氏(東京大学)
概要:http://www.anlp.jp/nlp2015/NLP2015_invSakai.pdf
略歴:
1992年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了,理学博士.1992年東京大学医学部 助手,1996年マサチューセッツ工科大学 客員研究員,1997年東京大学大学院総合文化研究科 助教授・准教授を経て,2012年より同教授.専門は「言語脳科学」.著書に『言語の脳科学』『科学者という仕事』(中公新書),『脳の言語地図』(明治書院),『脳を創る読書』(実業之日本社),『芸術を創る脳』(編者、東京大学出版会)などがある.
☆ チュートリアル
2015年3月16日(月)に,次の方々をお招きし,チュートリアルを頂戴する予定です.
講演者:杉山 将 先生 (東京大学):10:30-12:10 3号館講義室N2
題目:密度比推定に基づく汎用的な機械学習技術
概要:
産業界や基礎科学の様々な分野において,大量のデータから新たな価値を創造する機械学習技術の重要性が増している.しかし,解析すべきデータの量・次元・複雑さが爆発的に増加しているため,データ解析手法の研究・開発が社会的なニーズに追いつかなくなりつつある.また,最先端のデータ解析アルゴリズムは極めて高度な確率論・統計学・最適化理論等を駆使して設計されているため,技術修得が著しく困難であるという問題もある.そこで我々は,「密度比推定」に基づく簡便かつ汎用的な機械学習の枠組みを提案してきた.本チュートリアルでは,この枠組の全体像を紹介すると共に,様々な応用例と最新の研究成果についても述べる.
参考文献:
http://www.ms.k.u-tokyo.ac.jp/2014/IEICE-DensityRatioReview-jp.pdf
http://www.ms.k.u-tokyo.ac.jp/2014/NonstationarityReview-jp.pdf
http://www.ms.k.u-tokyo.ac.jp/2013/DivergenceReview-jp.pdf
http://www.ms.k.u-tokyo.ac.jp/2015/JRSJ-jp.pdf
講演者:田 然 先生 (東北大学):10:30-12:10 電気総合館大講義室
題目:自然言語を意味表現に変換する手法と展望
概要:
言葉の「意味」は,実世界との対応として捉えることができる.一方,実世界をコンピュータ上で取り扱うための知識表現は人工知能の分野で古くから研究され,自然言語をこのような知識表現に変換することは,コンピュータに自然言語を「理解」させる自然言語処理の当然の目標であろう.『AI Magazine』に掲載された1993年の論文『What is a Knowledge Representation?』には,知識表現を1)実世界の代用物;2)実世界にある概念の部分集合;3)インテリジェントな推論に関する断片的理論;4)効率的な計算を行うための媒介;5)人間が世界を表現する媒介物;として定義している.そして,この五つの側面すべてが重要である.本チュートリアルは,自然言語処理の分野で「Semantic Parsing」に関連する最近のいくつかの研究を紹介し,機械学習の手法はエッセンスにとどまりつつ,これらの研究で使われた意味表現を,実世界を表す知識表現として理解し,独自の観点を交えながら議論して行きたい.
講演者:藤波 進 様 (株式会社サイバー創研): 13:20-15:00 3号館講義室N2
題目:言語データベースの制作公開と著作権
概要:
言語データベース(以下,言語DB)は,著作物他の情報から言語や音を複製または変形して制作されることから,他者の著作権他を侵害することがある.本講では,複製翻案などの使用許諾を得ずに著作物等を使用して制作する言語DBについて,法制度的常識と自然科学的常識の差異に留意しつつ,自由使用できる@著作物他の範囲A複製翻案等の著作権の内容と限界B自由利用の可否判断,を説明する.更に,制作した言語DBのC公開D同公開に付随した原テキストの公開,に係わる留意事項を概説する.加えて,適法に制作されたDBであっても公開の態様によりE公開者の不法行為責任を問われた判例があり,これを説明する.最後にF不注意や過失による著作権侵害や不法行為で生じる刑事責任や民事責任を回避する措置等について,責任発生要件他を示しつつ,説明する.
講演者:Graham Neubig 先生 (奈良先端技術科学大学): 13:20-15:00 電気総合館大講義室
題目:国際会議論文の読み方・書き方
概要:
自分の研究を世界中に広く発信したい!海外に行って世界中の研究者と交流したい!研究者としての業績を増やしたい!国際会議の論文を書くモチベーションは様々であるが,言語処理のトップ国際会議論文に採録されるのは決して簡単ではない.また,同じ研究内容でも書き方によって評価が大きく変わり,評価される文章を書くには技術やノウハウが必要である.本チュートリアルでは,論文の評価項目である「明瞭性」「新規性」「意味のある比較」「正確性」「影響力」「再現性」に着目し,それぞれの項目で高く評価されるためのサーベイ力,実験デザイン,文章・構成力,結果の見せ方について,過去の論文からの実例や統計を参考にしながら紹介する.
☆ 参加登録
◆参加費
会員種別,申込時期によって,以下の参加費をいただきます.
【事前登録は2/18に締め切りました】
一般会員:事前登録4,000円(不課税),当日受付6,000円(不課税)
学生会員:事前登録2,000円(不課税),当日受付3,000円(不課税)
賛助会員:事前登録4,000円(不課税)
非会員:事前登録8,000円(税込),当日受付10,000円(税込)
非会員(学生):事前登録4,000円(税込),当日受付6,000円(税込)
・チュートリアル,ワークショップの参加は,本会議参加費に含まれます.
・チュートリアルまたはワークショップのみ参加・聴講する場合も,本会議参加費が必要です.
・賛助会員価格(割引)は,事前登録のみ設定します.当日受付の場合は,非会員扱いとします.
☆ 予稿集
本大会では,大会の1週間前(2015年3月9日(月)の予定)に予稿集をWeb上で公開する予定です.CD-ROMは作成しませんのであらかじめ予稿集をダウンロードして大会にいらっしゃるようお願いします.ダウンロード・サイトの情報については参加申し込みをいただいた時にお知らせします.印刷製本版の予稿集も作成いたしませんのでご注意ください.
☆ 懇親会
日時:3月18日(水)19:00-(セッション終了30分後に開始)
会場:京都大学北部生協会館2階多目的ホール
形式:立食
参加費
【懇親会は事前参加登録において定員に達しましたので,申し込みを締め切りました】
一般会員:6,000円(税込)
学生会員:4,000円(税込)
賛助会員:6,000円(税込)
非会員:6,000円(税込)
非会員(学生):4,000円(税込)
◯ 委員一覧
大会実行委員会
委員長 | 菊井 玄一郎 | (岡山県立大) |
委員 | 赤峯 享 | (NEC) |
加藤 恒昭 | (東大) | |
河原 大輔 | (京大/JST) | |
関根 聡 | (NYU) | |
森 辰則 | (横浜国大) |
大会プログラム委員会
委員長 | 加藤 恒昭 | (東大) |
副委員長 | 森 辰則 | (横浜国大) |
委員 | 阿辺川 武 | (NII) |
石川 開 | (NEC) | |
内田 ゆず | (北海学園大) | |
海野 裕也 | (PFI) | |
金山 博 | (日本IBM) | |
小林 一郎 | (お茶大) | |
小林 のぞみ | (NTT) | |
小町 守 | (首都大) | |
佐々木 稔 | (茨城大) | |
佐々木 裕 | (豊田工業大) | |
渋木 英潔 | (横浜国大) | |
嶋田 和孝 | (九工大) | |
高橋 哲朗 | (富士通) | |
難波 英嗣 | (広島市大) | |
橋本 泰一 | (LINE) | |
平尾 努 | (NTT) | |
船越 孝太郎 | (HRI) | |
増市 博 | 富士ゼロックス) | |
吉田 光男 | (豊橋技科大) | |
吉田 稔 | (徳島大) | |
アドバイザ | 奥村 学 | (東工大) |
大会実施委員会
委員長 | 河原 大輔 | (京大/JST) |
委員 | 荒牧 英治 | (京大/JST |
金丸 敏幸 | (京大) | |
中澤 敏明 | (JST/京大) | |
林部 祐太 | (京大) | |
宮部 真衣 | (京大) | |
森 信介 | (京大) | |
森田 一 | (京大) |
◯ 問い合わせ先
お問い合わせは次のメールアドレスにお願いいたします.
言語処理学会第21回年次大会 プログラム委員会 委員長 加藤 恒昭
Email: nlp2015-inquiry (at) anlp.jp