大会担当理事・大会委員長 松田 寛(株式会社リクルート Megagon Labs)
第29回年次大会は2023年3月13日(月)〜17(金)に宜野湾市の沖縄コンベンションセンターを会場として,現地とオンライン(Zoom)のどちらからでも発表・聴講が可能なハイブリッド形式で開催します.
本会議は口頭発表枠を増やすため従来より長い月曜夕方〜木曜の期間で開催します.
月曜午後のチュートリアルは4件,金曜のワークショップには2件の提案が採択されています.
NLP2023では前回に引き続き新型コロナウィルス感染防止対策を実施します.
特に現地参加の皆様には,日々の体調管理・マスク着用・アルコール消毒にご協力をお願い致します.
なお,3/14(火)予定の懇親会は,新型コロナウィルスの感染状況を見ながら,開催できるか判断して参ります.
[大会スローガンと新しい取り組み]
NLP2023では「みんながみんなにアテンション〜現地でもオンラインでも全員が主役!」を大会スローガンとしました.
ハイブリッド開催において,すべての人にフォーカスが当たり,人・研究が共鳴し合える年次大会を目指して,次の新しい取り組みを進めています.
・オンラインポスター発表の現地会場での中継
・論文の一般公開時期の前倒し(2023/03/06を予定)
・発表で使用する資料(スライドおよびポスター)の参加者への事前公開
・参加者限定Slackワークスペースを活用した議論の活性化
・スポンサーと参加者の交流を促進する各種企画
論文投稿期間は2022年12月13日〜2023年1月13日15時まで、事前参加登録開始は2023年1月10日〜2月13日を予定しています.
現地参加・オンライン参加を問わず、多くの皆様のご発表・ご参加をお待ちしています.
[会場アクセス]
那覇空港から会場の沖縄コンベンションセンターまでの所要時間は,タクシーで約30分(混雑時は60分程度),路線バスは約40分(26系統)〜75分(99系統)です.
沖縄ではコロナ禍を経てレンタカー登録数が減少し,2022年春以降はレンタカーの予約が困難な状況が続いていましたが,10月以降は在庫が回復し始めています.
ただ例年3月は卒業旅行シーズンのため,年次大会開催時期には再びレンタカーの空き在庫が減少する可能性がありますので,レンタカーを利用予定の皆様には早めの予約をお勧めします.
会場の沖縄コンベンションセンターおよび隣接する宜野湾港マリーナには大型駐車場があります.
なお,大会実行委員会では,空港〜那覇市内〜コンベンションセンター前を結ぶ路線バスの増便,ならびに, 那覇市内〜会場間のシャトルバスの運行を計画しています.
こちらは詳細が決まり次第,大会webサイト・Twitterアカウントから発信して参ります.
第29回年次大会webサイト
https://www.anlp.jp/nlp2023/
Twitter (@anlpmeeting)
https://twitter.com/anlpmeeting
[年次大会事業改革]
NLP2023は言語処理学会として初の本格的なハイブリッド開催となるため,大会運営で新しい業務が数多く生じており,NLP2024以降も継続的にそれらを実施していけるよう年次大会事業の改革を進めています.
特に,現地会場とオンライン中継を同時に行うために多くの施設・機材・人員が要求されるため,委員の頑張りで乗り切ることは困難と判断し,運営業務の一部のアウトソーシングを進めています.
こうした大会運営業務のアウトソーシングに伴う経費支出増に対応するため,NLP2023では参加費の値上げを行う判断に至りました.
参加者の皆様にはご理解賜りますようお願い申し上げます.
スポンサープログラムでは,最上位にダイヤモンドのランクを新設しました.
また,沖縄コンベンションセンターの広大な展示場を活用し,スポンサー展示ブースを従来よりゆとりある配置とすることができました.
これら施策を通じて,さらに多くの皆様からスポンサーとしてご支援をいただけるよう,スポンサーブログラムの拡充を進めていきます.