言語処理学会会員、及び、年次大会に参加された皆様へ
3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震では、多くの方が被災され多大なる被害が発生しました。今回の地震で、被害にあわれました、会員の皆様及びそのご親族が多くいらっしゃったことと存じます。こころより御見舞い申しあげます。
3月7〜11日に開催しました言語処理学会第17回年次大会には多くの方にご参加いただきありがとうございました。会議はほぼスムーズに行われましたが、皆様ご存じの通り、会期最終日に発生しました大地震により、当日行われた併設ワークショップ出席者の多くが豊橋に足止めされる等の影響を受けました。
ワークショップ当日の状況は以下の通りです。大会実行委員会もワークショップの運営者・参加者も適切に対応されたと思います。(大会実行委員長の豊橋技科大梅村先生からの情報)
地震の発生の時点で、豊橋の会場は問題がないむねアナウンスし、100名強の方がいることの人数を確認しました。ただちに、情報収集をし、新幹線が止まっていることは、迅速にアナウンスし、ホテル日航に、参加者人数だけの空室があることを確認した上で,それもアナウンスしました。多くの方は,いざとなったら日航に泊まるという覚悟の上で,駅にむかわれました。最初から予定を変更して,送迎バスで日航に向かわれたかたもいましたが少数でした。
次の日は東海道新幹線が動いておりましたので、多くのかたがお帰りになりました。被災地からいらしたかたについても、宿泊に困ることはなかったという情報をいただいています。
今回の災害を受け、言語処理学会といたしましても、被災された方々を可能な限りご支援したいと存じますので、ご意見・ご要望をお寄せください。
2011年3月15日
言語処理学会