言語処理学会20周年記念シンポジウム

言語処理学会は設立20周年を迎えましたが,これを記念して「言語処理学会20周年記念シンポジウム」を開催しました.このシンポジウムは言語資源,機械翻訳,社会応用などに関する招待講演と今後の方向性を示唆する記念講演を通じて自然言語処理における将来像を考えていく場と位置づけており,下のようなプログラムで実施いたしました.当日は多くの方にご参加いただき,盛況のうちに終了しました.

場所

東京大学 工学部2号館 213号教室

日時

2014年10月4日(土曜日)

プログラム

13:10開会
13:15ご祝辞 喜連川優先生 (情報学研究所)
13:25
20周年記念論文 (授与と論文内容紹介)
受賞論文1 格フレーム辞書の漸次的自動構築
河原 大輔,黒橋 禎夫
Vol.12 No.2 pp.109-131
講演スライド
受賞論文2 述語項構造と照応関係のアノテーション:NAISTテキストコーパス構築の経験から
飯田 龍,小町 守,井之上 直也,乾 健太郎,松本 裕治
Vol.17 No.2 pp.25-50
講演スライド
14:10
招待講演1 国立国語研究所における言語資源開発
前川喜久雄先生 (国立国語研究所)
講演スライド
14:50《コーヒーブレーク》
15:20
招待講演2 統計的機械翻訳の歴史
渡辺太郎先生 (NICT)
講演スライド
16:00
招待講演3 言語処理がつなぐビッグデータと社会
岡崎直観先生 (東北大)
講演スライド
16:40《ブレーク》
16:50
記念講演  数理的演繹をめざす言葉の理解:近似ではない言語処理はいつか可能になるか?
新井紀子先生 (情報学研究所)
講演スライド
17:50閉会
18:00交流会
20:00散会

当日の様子

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撮影協力: NHK 後藤功雄氏

実行委員会

実行委員長: 中川裕志 (東京大学)
委員: 隅田英一郎 (言語処理学会会長,NICT)
委員: 鶴岡慶雅 (東京大学)
委員: 鍛治伸裕 (東京大学,NICT)
委員: 相澤彰子 (情報学研究所)
委員: 宮尾祐介 (情報学研究所)