発表申込要項

  1. 発表の種別には「一般セッション(口頭発表,ポスター発表)」および「テーマセッション(口頭発表のみ)」があります.今大会のテーマセッションは次の 3 つです.

テーマセッション

テーマセッション1:金融・経済ドメインのための言語処理
テーマセッション2:ことばの評価と品質推定
テーマセッション3:地理空間情報と自然言語処理

  1. 一般セッション(口頭発表,ポスター発表)での発表においては,申込の時点で,「発表者」が言語処理学会正会員または学生会員であることが必要です.発表申込時に,著者の中の一人を発表者として登録していただきますが,発表者の会員番号を入力する必要があります.また,当該年(2023 年)の年会費(1 月~ 12 月)を納入済みであることも条件となります.入会手続に時間がかかることがあります.1 月 13 日(金)午後 3 時の発表申込締切より前に余裕をもってお手続きください.

参考:言語処理学会入会のご案内

原則として,発表申込締切までに入会手続と年会費支払を完了してください.ただし,今大会での発表のために会員になる場合には,発表申込までに入会申請をすれば,会員番号が未発行の状態や会費が未入金の状態でも発表申込を受け付けます.その場合,発表申込後速やかに会費を納入するようにしてください.会費の納入が遅れると,会員価格での事前参加登録ができなくなる可能性があります.

テーマセッションでの発表においては,会員資格の有無を問いません.

  1. 投稿の際には,口頭・ポスター/テーマセッションの希望とともに,現地かオンラインかの選択をしていただきます.一般セッションにおける口頭発表・ポスター発表の区分は,プログラム編成上の制約,プログラム委員会の判断などによって最終的に決定します.あらかじめご了承ください.なお,口頭発表,ポスター発表の振り分けは論文の質とは関係なく行い,賞選考にあたっても区別しません.なお,ポスターの良さは対面で発揮されると考えることから,ポスター発表は現地を推奨します.なお,申し込み時に現地を選択していたものの,やむを得ない事情により,オンラインに変更する必要が生じた場合,対応いたしますので,直ちにプログラム委員会までご連絡ください.「大会発表要項」についてもご確認ください.

  2. 発表申込時に論文原稿(PDF ファイル)も提出することが必要ですのでご注意ください.論文原稿の作成については下記の「原稿提出要項」を参照してください.

  3. 申込時の記入事項によりプログラムを作成しますので,発表申込締切後の題目・著者の変更,発表者の変更,論文の差し替え,キャンセルはできません.発表申込は充分に注意を払って行ってください.特に,投稿する論文ファイルと Web ページから入力する題目・著者に齟齬がないようにご注意ください.もし,Web ページに入力された題目・著者と,論文ファイル内の題目・著者とで不一致が見つかった場合は,論文ファイルの題目・著者でプログラムを作成します.

  4. 申込の際には,口頭発表,ポスター発表,テーマセッションでの発表など,発表の種別を問わず,発表の「該当分野」を関係が深いと思われる順に 3 つ選択してください.

指定していただいた該当分野は大会プログラムの決定の際に重要な情報となります.発表の実態に合った分野を選んでください.

該当分野一覧

(A1) 語彙資源・辞書
(A2) 言語資源・アノテーション
(A3) 計算・形式言語学
(A4) 心理言語学・認知モデリング
(A5) 発達言語学・言語教育学
(A6) 社会・フィールド言語学
(A7) その他の言語学
(B1) 形態素・構文解析
(B2) 固有表現
(B3) 埋め込み表現
(B4) 意味解析
(B5) 含意・言い換え
(B6) 談話理解
(B7) 生成
(B8) 要約
(B9) 音声言語処理
(B10) マルチモーダル処理
(B11) 知識獲得・情報抽出
(B12) 機械学習
(C1) 機械翻訳
(C2) 検索・文書分類
(C3) 評判・感情分析
(C4) 推薦システム
(C5) 対話
(C6) 質問応答
(C7) 実世界接地と言語処理
(C8) Web・SNS 応用
(C9) 教育応用
(C10) 他分野における言語処理

  1. 下記の「執筆に際しての注意事項」ならびに「著作権の扱い」に同意いただいた上で発表申込,原稿をご投稿ください.これに従っていないことが判明した時点で,投稿論文を不採択とする場合があります. Web サーバ上での原稿送信の際に「CC BY 4.0 での公開に同意します」ボタンを押さないと送信することはできません.「CC BY 4.0 での公開に同意します」ボタンを押すことでご同意いただいたものとさせていただきます.
  • 執筆に際しての注意事項:
    執筆にあたって,他人の著作権その他の権利を侵害しないこと,法令に違反しないことをお願いします.詳細は下記をご参照ください.
    • 他人の著作権,肖像権,名誉,プライバシーその他の権利を侵害しないように配慮する.
    • 他人の著作物を引用するときには,必ず出典などを明示の上,あくまで公表著作物を対象に,批評,研究など引用の目的上正当な範囲内に限って正確に引用するなど,著作権法上適法な範囲内にとどめる.
    • 以上は,ウェブ上の情報であっても,オープンサイエンスなど権利者が明瞭に一定の利用を許諾したと確認できる情報以外は同様となる.
    • 生存する個人の住所その他の個人情報保護法に抵触する情報は,該当部分を伏せ字とするなどの対応を行う.また,個人情報保護法には抵触しなくても,必要があれば,情報の一部を伏せ字とするなどの配慮を行う(例:新聞記事中の「~容疑者」,「~被害者」などの実名部分につき,特に必要がない限りは伏せ字にするなど).
    • 特定の利用規約に同意の上で入手された情報は,当該規約の枠内で利用するよう留意する.
    • 上記のほか,犯罪その他の違法行為を積極的に助長・推奨する内容にあたらないよう配慮する.

万一,執筆内容が第三者の著作権その他の権利を侵害し,あるいは違法行為にあたるなどの指摘がなされた場合,執筆者がその責を負うものとし,執筆者以外の者に損害を及ぼさないよう責任をもって解決にあたってください.

  • 著作権の扱い:

論文の著作権は著者に帰属しますが,学術研究の発展のために自由な情報の流通を促進するという観点から,

Creative Commons Attribution 4.0 International License

で公開する(※)ことに同意していただきます.論文の著者と著作権者が異なる場合には,著作権者に上記条件について許諾を得たうえで投稿してください.

また,大会に投稿する原稿のプレプリント等の公開は,CC BY 4.0 の範囲で行って下さい.公開時期に制限はありません.

※ CC BY 4.0 での公開方法としては,送信いただいた原稿の各ページの右下余白部分に,当学会が

This work is licensed by the author(s) under CC BY 4.0
(https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/)

とスタンプを押す予定です.したがって,著者の方々には,「原稿提出要項」に従って原稿の上下・左右に適切な余白をあけていただく以外には,公開にあたって特に実施していただくことはありません.

なお,ACL 関連の会議を含む多くの国際会議には Anonymity Period が設定されております.3 月 6 日の論文公開日が Anonymity Period 中に該当する場合は,NLP2023 での発表論文をそれらの国際会議に投稿することは,国際会議の投稿規約に抵触する可能性があります.NLP2023 での発表論文と国際会議の投稿論文に重大な重複があると考えられる場合には,各自で十分注意してください.

  1. 一般セッションおよびテーマセッションへの投稿論文を選考し,優秀賞,若手奨励賞,委員特別賞,スポンサー賞,言語資源賞を授与します.

優秀賞,若手奨励賞については,言語処理学会年次大会の規定をご覧ください.

若手奨励賞は,
 「年次大会開催年の 4 月 1 日において満 30 歳未満の者」
を対象とし,当該研究論文と第 1 著者の将来性を評価し,第 1 著者(人)に対して贈られる賞です.

選考対象者は以下の要件に該当する必要があります:

  • 2023 年 4 月 1 日において満 30 歳未満の者
  • 過去に若手奨励賞を受賞していないこと
  • 口頭・ポスター発表を問わず,"No show"でないこと

対象者に該当する方は,発表申込の際にその旨申告していただきますようお願いします.

  • 注 1:授賞対象は第 1 著者のみで,第 2 著者以降の共著者は授賞対象に入りません.
  • 注 2:稀なケースとして,同年に同一第 1 著者の 2 つ以上の論文が若手奨励賞に選出された場合,当該複数論文を併記の上,一回のみ授賞することになります(論文ではなく第 1 著者に対する賞という理念に基づく措置).

委員特別賞は,特定の観点において優れた論文に対して大会委員長名義で授与します.

スポンサー賞は,同賞のスポンサーが論文・発表を選出し,大会委員長名義で授与します.

言語資源賞についてはこちらをご覧ください.

上記の賞の審査にあたって,プログラム委員会と審査員は受理した原稿を予稿集の公開日まで機密として扱うものとします.

原稿提出要項

  1. 論文原稿は PDF ファイルで提出していただきます.PDF ファイルのフォーマットが適切でない場合には,プログラム委員会で内容を改変せずに規定を満たすフォーマットに修正することがあります.PDF ファイルの注意点について,詳しくは下記をご覧ください.

  2. 発表申込時に論文原稿も提出することが必要です.

  3. 提出期限前ならば,何度でも論文原稿を再提出することができます.一番最後に提出された原稿をカメラレディとして,そのまま予稿集に掲載します.

  4. 提出期限後は論文原稿の修正ならびに再提出はできません.

  5. 原稿は,本文 4 ページ以内,本文と謝辞・参考文献を含めて 5 ページ以内とします.また,本文・謝辞・参考文献とは別に,付録(Appendix)を 1 ページ追加できます.つまり,最大で 6 ページの原稿を投稿することができます.

  6. 冒頭に概要を含めてください.日本語・英語とも、8〜13 行を目安としてください.

  7. 投稿論文のフォーマットを規定します.原稿は,可能な限り以下にて配布する年次大会論文投稿用スタイルファイルを用い,配布物に含まれるサンプル原稿のインストラクションに従って執筆してください.年次大会論文投稿用スタイルファイルの使用は必須ではありませんが,フォーマット規定を満たさない場合は,一部の賞の選考過程から除外もしくは不採択にすることがあります.なお,口頭発表,ポスター発表,テーマセッションでの発表など,発表の種別によらず論文のフォーマットは同じです.

論文投稿用スタイルファイル一式(サンプル原稿,LaTeX 版文書クラス,Word 版テンプレート)v1.0, 2022/11/08 更新

上記の論文投稿用スタイルファイル一式はバグ対応などのために修正,更新することがあります.適宜確認の上,更新をお願いします.ただし,最新版以外での投稿があった場合でも賞選考に影響はありません.

PDFファイル作成の注意点

PDFファイルを作成する際は,次の2点に特にご注意ください.
  1. PDF ファイルの用紙サイズはA4(210 mm × 297 mm)に設定してください.

  2. PDF ファイルにフォントを埋め込んでください.

参考までに,Adode Acrobat Distiller(ver. 7.0 以上)を利用した PDF の作成手順を以下に示します.古いバージョンを用いる場合や,Microsoft Word などから Acrobat PDFMaker を利用して作成する場合も,ほぼ同様の設定手順です.

  1. デフォルト設定を"標準"にする.

  2. 「設定」→「Adobe PDF 設定の編集」→「一般」の中にある「デフォルトページサイズ」において幅 210, 高さ 297, 単位"ミリ"に変更する.

  3. 設定をそのまま保存するか,別名で保存する.

  4. 上記で作成した設定を用いて PDF を作成する.

特殊なフォントを使っていると自分の環境では表示できても他人の環境では文字化けして論文が正しく表示できないことがあります.このためフォントはすべて埋め込むようにしてください.Adobe Reader を使うと以下の操作で用紙サイズとフォント情報が確認できます.

  • 「ファイル」→「プロパティ」をクリックすると開く「文書のプロパティ」中の,「概要」タブ下部にある「詳細情報」の「ページサイズ」が,「210 mm × 297 mm」となっていることをご確認ください.

  • 上記と同じ「文書のプロパティ」中の,「フォント」タブを開いて,全てのフォントが「埋め込みサブセット」となっていることをご確認ください.

発表申込・原稿提出先

発表申込および原稿提出(ともに締切は 2023 年 1 月 13 日(金)午後 3 時)はこちらのサイトから行ってください.発表申込と同時に論文原稿(PDF ファイル)を提出する必要があります.

ワークショップの発表申込は,こちらのサイトからはできません.各ワークショップの Web サイト(こちらにリンクがあります)をご覧ください.

大会発表要項

口頭発表・テーマセッション

  1. 口頭発表の発表時間は 1 件 18 分で,講演時間が 15 分,質疑応答・討論の時間が 3 分です(今回投稿数が予想を大幅に超えたため,一発表あたりの時間を 20 分から 18 分に短縮させていただくこととなりました).

  2. テーマセッションにおいても,一般の口頭発表に準じます.

  3. 口頭発表は,現地参加・オンライン参加を問わず,発表者が所有する PC の画面で表示したスライドを,Zoom の画面共有機能で配信しながら発表を行っていただきます.会場のスクリーンには Zoom で配信される映像を投影します.スライドのアスペクト比は 16:9 を推奨します.

ポスター発表

  1. ポスターを現地で発表する場合,割り当てられた区画に A0 サイズのポスターを掲示し発表していただきます.ポスターボードを含む機材の関係から,ポスターの向きは縦長を推奨します.

  2. ポスターをオンラインで発表する場合,発表者が所有する PC の画面で表示したスライドを,Zoom の画面共有機能で配信しながら,発表を行っていただきます.ポスターセッション会場にはオンラインポスター発表中継用 PC が設置してあり,現地参加者およびオンライン参加者による聴講や質疑が行える予定です.Zoom の画面の表示がしやすくなるよう,オンラインのポスターの向きは横長を推奨します.

事前提出資料

年次大会参加者の発表へのアテンションを高め,活発な議論が醸成されるよう,口頭発表をされる方(テーマセッションを含む)はスライド,ポスター発表をされる方はポスターの PDF ファイルを事前に提出していただきます.提出いただいた PDF ファイルは,参加者限定 Slack ワークスペースに作成するセッション単位の Channel で共有する予定です.発表資料の共有期限は大会終了約 1 か月後の予定です.

提出方法: 論文投稿システム (https://www.softconf.com/k/nlp2023/)
提出サイト開始予定: 2023 年 2 月 21 日(火)
(開始時に著者に改めてメールにてご案内をお送りします.)
提出期限: 2023 年 3 月 9 日(木)午後 3 時

口頭発表は当日の発表で用いるスライドを PDF として提出してください.「PDF として印刷」するのでなく「名前を付けて保存 →PDF」とすると無駄な余白がなくなります. 1ページ目の左上には発表番号(例:A1-1)を明示してください.発表番号は大会プログラムでご確認ください.

各ページには見やすくページ番号を振ってください.事前提出資料と当日投影する資料のページ番号は一致させていただけると,「スライドの ○ ページについての質問です」といった議論がしやすくなります.

ポスター発表の場合は1ページの PDF として提出してください.ポスターの左上には発表番号(例: P1-1)を明示してください.現地で発表される方は,原則現地で使うポスターそのものを PDF として提出してください.

いずれもファイルサイズが 10MB を超えないようにしてください.

"No show" に関する注意

投稿しプログラムに掲載された論文については必ず発表をしてください.

「発表申込要項」に記載のとおり,やむを得ない事情により,現地からオンラインに変更する必要が生じた場合,対応いたしますので,直ちにプログラム委員会までご連絡ください.口頭発表については,同じセッションの同じスロットにてオンラインで発表いただきます.ポスター発表についても同様に,予定されていたセッションの時間帯に Zoom にて発表していただきます.ただし,現地会場のディスプレイで表示できる時間が短くなる・なくなる等の不利益があり得る点はご了承ください.

オンライン発表に際しては,事前に,接続および発表環境が使えることの確認や所属先でのオンライン送信の許諾など,発表に必要なご準備をお願いします.オンラインでのご発表を実施していただけない場合は従来の"No show"に相当し,ペナルティを検討することもあり得ます.皆様のご協力をお願いします.

発表申込・原稿提出・大会発表に関する問い合わせ

言語処理学会第 29 回年次大会
プログラム委員会・大会委員会
Email: nlp2023-inquiry (at) anlp.jp


最終更新日: 2023年 2月 8日
言語処理学会第29回年次大会 プログラム委員会・大会委員会

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